「宿題やった?」
「早くしなさい!」
小学生の子どもがいると、つい何度も言ってしまう言葉ではないでしょうか。
わが家にも、小5と小2の子どもがいます。
2人とも宿題そのものは一人でできます。
でも、宿題を始めるまでが長い。
これが、わが家の悩みでした。
小5は、帰宅すると犬をかわいがったり、ソファーでゴロゴロしたり。
小2は、学校であったことを弾丸トークしたり、ランドセルの片付けに時間がかかったり。
理由は違いますが、どちらもなかなか宿題までたどり着かない日があります。
そんなわが家で約5年間続けているのが、「帰宅したら、まず宿題」というルールです。
ただし、「帰ったらすぐ自分で全部やりなさい!」というルールではありません。
疲れていたら少し休ませる。
宿題を始める準備は親が手伝う。
分からない問題にはヒントを出す。
でも、何からやるかは本人に任せる。
まずは、手伝うところと任せるところを分けながら続けてきました。
その結果、以前より、
「宿題は?」
「早くして!」
と言う回数がかなり減りました。
今回は、小2・小5のいるわが家が続けている宿題ルールと、親がどこまで手伝っているのかをまとめます。
※あくまでわが家の場合です。子どもの性格や家庭によって合う方法は違うと思うので、ひとつの例として読んでいただけたらうれしいです。
わが家の宿題ルールは「帰宅したら、まず宿題」
わが家では基本的に、学校から帰ったら、まず宿題。
宿題が終わってから、遊んだり好きなことをしたりします。
それまでは、友達と遊んで帰ってから宿題をすることもありました。
ところが遊びから帰ると、宿題そのものを忘れてしまうことも。
翌朝、「宿題やってない!」と気づいて大慌て。
子どもも焦る。
私もイライラ。
遊びのあとに宿題をすると、今度は疲れていて、漢字の字が雑になることもありました。
そこで、「まだ元気が残っている帰宅直後に、宿題を終わらせよう」という形に変えました。
本人も、「宿題までできないのはまずい」と思っていたようで、意外とすんなり習慣になりました。
最初は声かけ。約5年続けた今は「暗黙の了解」に
このルールを始めた頃は、
「宿題しよう」
「連絡帳見せて」
と声をかけていました。
でも、約5年続けた今では、「帰宅したら宿題」が家族の中で暗黙の了解のようになっています。
小5は、自分でランドセルから連絡帳を出して、ダイニングテーブルに座り、そのまま宿題を始められる日がほとんどになりました。
小2も、ずっと上の子の様子を見てきたので、同じように動ける日が増えています。
下の子には「帰ったら宿題だよ」と一から教え込んだというより、上の子の習慣を見て自然に覚えた感じです。
宿題を始めない理由は、子どもによって違った
2人を見ていて気づいたのは、「宿題を始めない=宿題のやる気がない」ではないということでした。
わが家の場合、小5と小2では止まっている場所が全然違います。
小5は「宿題モードに切り替わるまで」が長い
小5は、帰宅すると犬をかわいがっている時間が長かったり、ソファーでゴロゴロしたり。
そもそも、「今日の宿題、何だっけ?」と宿題の範囲を把握していないこともあります。
そんな日のわが家の対応や、小5にもなって親が連絡帳をチェックしている理由は、こちらに詳しくまとめています。
【小5の宿題】なかなか始めない!「早くしなさい」が減ったわが家の工夫|親はどこまで手伝う?

小2は宿題の前にやることがいっぱい
小2は、帰宅するとまず学校であったことの弾丸トーク。
そのあと給食袋を片付けたり、ぐちゃぐちゃになったランドセルから教科書を探したり。
さらに、
- 漢字が苦手で漢字ドリルに時間がかかる
- 同じ文章を何度も読む音読が嫌
という別のハードルもあります。
音読を嫌がる日は、「ママのお膝で読もうか?」で気持ちを切り替えられることも。
小2への対応はこちらに詳しく書いています。
【小2の宿題】なかなか始めない!音読・漢字を嫌がるわが子に試している工夫↓

「早くしなさい」より、始められる状態を作る
宿題を始めないと、「早くしなさい!」と言いたくなります。
私も以前はよく言っていました。
でも今は、言い続けるより、「何が原因で始められないのか?」を見るようになりました。
たとえば小5なら、ソファーで休んでいる間に、私が連絡帳を確認して必要な教材をテーブルに出します。
宿題の範囲を把握していなければ、「今日はここからここまでだよ」と口頭で伝えることもあります。
小2なら、学校であったことをまず最後まで聞きます。
それから、「連絡帳見せて」と次の行動につなげます。
ランドセルの中がぐちゃぐちゃなら、翌日の準備を一緒にしながら整理することもあります。
宿題そのものを代わりにやるのではなく、宿題を始められる状態まで少し手伝う。
わが家では、それだけで親子のイライラがかなり減りました。
宿題の順番は、子ども自身に任せる
一方で、私が決めないこともあります。
どの宿題からやるかは本人に任せています。
「漢字からやる」
「音読を先にする」
「嫌な宿題は最後」
どれでもOKです。
嫌な宿題を最後まで残していても、私は口を出しません。
自分で決めたことは、2人ともちゃんと最後までやるからです。
親がかなりフォローしているわが家ですが、何でも親が決めるわけではありません。
手伝うところと、本人に任せるところ。
この両方を作るようにしています。
宿題が終わるまで、ママも同じテーブルに
わが家では、小2も小5も宿題が終わるまで私もダイニングテーブルに座っています。
ずっと見張っているわけではありません。
私は、
- 丸つけ
- 分からないところの確認
- 弱点チェック
- 音読を聞く
などをしています。
子どもが一人で進めている間は、在宅でPCを触っていることもあります。
分からない問題が出たときは、すぐに答えを教えず、ヒントを出すようにしています。
間違えた問題は、もう一度。
正解するまで解き直します。
特に漢字は、その日にできたから終わりではなく、後日「ママ特製・解き直しノート」にもう一度出すこともあります。

また、小2の漢字についてはこちら。

宿題を一緒に見ていると、「ここがまだ分かっていない」というところに早く気づけます。
そして、そのまま家庭学習で補強できる。
これも、私が宿題の時間に一緒に座っている理由のひとつです。

宿題の量は、学年によってかなり違う
わが家の場合、小5は宿題が少ない日と多い日の差があります。
少ない日は、翌日の準備だけ。
多い日は、「漢字ドリル・自主学習ノート・タブレット学習のどれか+音読」で、5分ほどで終わる日もあれば30分ほどかかる日もあります。
小2は、「音読+漢字ドリル1ページ」または、「音読+計算プリント両面」という日が多く、だいたい30分ほど。
宿題だけでかなり時間を使う日は、「このあと家庭学習までやるの?」と迷うこともあります。
わが家では毎日まったく同じ量の家庭学習を絶対にやる、とは考えていません。
まず学校の宿題を優先し、その日の時間や疲れ具合を見ながら家庭学習を調整しています。
宿題が終わったら、好きなことをする
わが家では、「宿題が終わるまで友達と遊ばない」というルールにしています。
小2は、友達と遊ぶ日は、「15時30分に公園集合」と約束するようにしています。
おやつは家で食べてから。帰宅して宿題を終わらせ、おやつを食べて、公園へ。
小5は友達が塾などで忙しく、放課後に遊べる日はあまりありません。
習い事がない日は、宿題を終わらせたあとにYouTubeを見たり、好きな工作をしたりしています。
宿題のあとには自分の時間がある。
この順番が定着しているので、「宿題が終わるまで遊べない」というルールについて、子どもたちから不満を言われることもほとんどありません。
手伝いすぎ?自立できる?今でも不安はある
ここまで書くと、「親が手伝いすぎでは?」と思う方もいるかもしれません。
実は、私自身も思います。
特に上の子はもう小5。
連絡帳を見ることもあります。
翌日の準備を確認することもあります。
いつまでここまでフォローしていいんだろう?
ちゃんと自立できるのかな?
という不安は今もあります。
それでも、母子ともにストレスなく毎日を過ごしたいと思い、今の形になりました。
そして、少しずつですが成長も見えています。
小5は何も言わなくても自分から宿題を始められる日がほとんどになりました。
小2も上の子を見ながら、同じようにできる日が増えました。
何より、宿題そのものは2人とも一人でできています。
ママがいない日は「ちゃんとできるんだ」と分かる
私が宿題の時間に一緒にいられない日もあります。
そんな日は少し心配です。
でも帰ってみると、意外とちゃんと宿題が終わっていることも増えました。
その姿を見ると、「ちゃんと自分でできるようになってる!」と成長を感じて、私は思いっきりほめています。
普段はママがいるから頼っている部分もあるのかもしれません。
でも、必要なときは自分でできる。
そういう姿を見ると、今までのフォローが全部自立を邪魔しているわけではないのかな、と少し安心します。
まとめ|宿題を始めない子に、怒り続けなくてもいい
わが家が約5年間続けている宿題ルールは、「帰宅したら、まず宿題」です。
でも、そのルールだけでうまくいったわけではありません。
疲れていたら少し休ませる。
宿題の準備を手伝う。
話したいことがあれば聞く。
分からない問題にはヒントを出す。
そして、本人に任せられるところは任せる。
そんなことを繰り返しているうちに、「帰ったら宿題」が少しずつ習慣になりました。
以前より、
「宿題は?」
「早くしなさい!」
と言う回数も減りました。
宿題を始めないとき、
「やる気がない」
と考える前に、
「どこで止まっているんだろう?」
と見てみる。
わが家の場合は、それだけでもかなり変わりました。
親がどこまで手伝うのが正解なのかは、私にもまだ分かりません。
それでも、親子で毎日イライラするより、必要なところだけ少し手伝って、少しずつ一人でできることを増やしていく。
今のわが家には、この方法が合っています。
かてがくママより
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