本日は、小2の下の子の話です。
「cmとmmがごちゃごちゃになる……」
「1L=10dLと教えても、すぐ忘れてしまう」
「単位換算の問題になると、なぜか間違えてしまう」
小2の算数では、長さやかさの単位換算が登場し、「単位が苦手」という子も少なくありません。
わが家でも、最初からすんなり理解できたわけではありません。
そこで、ただ数字を暗記するのではなく、実際に測ったり、比べたり、遊んだりしながら「どのくらいの量なのか」を体感する家庭学習を取り入れてみました。
この記事では、塾なし・家庭学習のみで取り組んだわが家の「単位の壁」克服法をご紹介します。
小2の算数で「単位換算」が難しいのはなぜ?
小2になると、算数で「長さ」や「かさ」の単位を学習します。
たとえば、
- 1cm=10mm
- 1L=10dL
- 1L=1000mL
など、単位同士の関係を覚える必要があります。
大人からすると簡単に思える内容でも、子どもにとっては、
「cmとmm、どっちが大きいの?」
「dLってどのくらい?」
「なんで1000倍なの?」
と、分からないことがたくさんあります。
特に、数字だけを暗記しようとすると、単位の意味が分からなくなってしまうことがあります。
そこでわが家では、まず「実際にどのくらいなのか」を体験するところから始めました。
「小2の水のかさ」で実際に95点を取るまでにやったことはこちらの記事で詳しく紹介しています。
→ 【小2算数】「水のかさ」でつまずいても大丈夫!95点をつかんだ我が家の声かけと家庭学習のコツ
小2が単位でつまずいた2つの原因
①「dL」という単位を日常生活であまり使わない
「1Lはどのくらい?」と聞かれれば、ペットボトルなどをイメージできます。
でも、
「1dLは?」
と聞かれると、子どもにとってはイメージしにくいですよね。
普段の生活では、dLという単位を目にする機会があまりありません。
そのため、わが家では実際に計量カップなどを使って、目で見て、手を動かして確認することにしました。
②数字だけを覚えようとすると混乱する
cmとmmは10倍。
LとmLは1000倍。
単位によって数字が変わるため、暗記だけでは混乱しやすくなります。
そこで、
「何倍?」
と覚えるだけではなく、
「どっちが大きい?」「実際にはどのくらい違う?」
を一緒に確認するようにしました。
我が家で効果を感じた「単位の壁」克服大作戦
ここからは、わが家で実際にやってみた家庭学習をご紹介します。
お風呂とキッチンで「かさ」を体験する
まず取り組んだのが、L・dL・mLの「かさ」です。
用意したのは、
- 計量カップ
- 1Lのペットボトル
- 小さな容器
- 水
など、家にあるものです。
たとえば、
「この1Lのペットボトルをいっぱいにするには、計量カップ何杯分かな?」
と、実際に水を入れてみます。
数字をノートに書いて覚えるだけではなく、実際に水を入れてみることで、
「Lってこのくらいなんだ」
「dLはこれくらいなんだ」
と、少しずつ量の感覚がついてきました。
お風呂でも遊びながらできます
わが家では、お風呂でも計量カップや小さな容器を使って遊びました。
入浴剤を入れて色水にすると、子どもは「ジュース屋さん」のようにして遊んでいました。
もちろん、遊びに夢中になってお風呂が長くなることもあります(笑)。
でも、こうした遊びの中で単位に触れる時間が、意外と良い家庭学習になりました。
家中のものを測る「長さハンター」
次に取り組んだのがcm・mmです。
30cm定規やメジャーを持って、家の中にあるものを測ります。
たとえば、
- 筆箱
- 鉛筆
- 消しゴム
- 教科書
- テーブル
- テレビ
- 子どもの身長
など。
ただ測るだけではなく、
「この筆箱は何cmくらいだと思う?」
と、まず予想してもらいます。
そして、
予想 → 測る → 答え合わせ
という流れにしました。
ゲーム感覚にすると、子どもも楽しみながら取り組めます。
「cmの間の小さい目盛りは何?」を実際に見る
cmとmmが分かりにくいときは、定規を一緒に見ました。
「1cmの間に小さい目盛りがいくつある?」
と確認します。
実際の定規を見ながら、
1cm=10mm
という関係を確認すると、ただ「10倍」と暗記するよりもイメージしやすくなります。
身長を測るのもおすすめです。
たとえば、
「120cmは、1m20cmだね」
と、実際の自分の身長と結びつけて考えることができます。
計算する前に「単位」を確認する
単位換算だけでなく、文章題や計算問題でも、単位を見落として間違えることがあります。
そこでわが家では、
「まず数字を見るのではなく、単位を見よう」
と声をかけるようにしました。
たとえばcmとmmが混ざっている問題なら、
「cmとmmは、そのままでは計算できないよ」
と確認します。
単位をそろえてから計算する習慣をつけることで、うっかりミスを減らしていきました。
最後は「単位の関係」を声に出して整理
実際に測ったり、比べたりしたあとで、最後に単位の関係を整理します。
わが家では、語呂合わせも使いました。
♪ キロキロとヘクト出か(デカ)けたメートルが 弟子(デシ)に追われてセンチ、ミリミリ ♪
少し変わった歌ですが、子どもは意外と覚えていました(笑)。
ただし、最初から語呂合わせだけを覚えさせたわけではありません。
まずは、
「どっちが大きい?」
「何倍になる?」
「実際にはどのくらい?」
を確認。
そのあとで、必要になったときに語呂合わせを使うようにしました。
単位換算をするときの「ものさし」を作る
単位の関係を整理するときは、こんな表にしてみるのもおすすめです。
| k(キロ) | h(ヘクト) | da(デカ) | m(メートル) | d(デシ) | c(センチ) | m(ミリ) |
|---|---|---|---|---|---|---|
この表は、mの部分を基準の単位として考えます。
たとえば、重さならg、かさならLなど、学習する内容に合わせて基準を変えます。
例題① 3mは何mm?
「3mは何mmですか?」
という問題なら、
① mのところに3を書く
| k | h | da | m | d | c | m |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 3 | 0 | 0 | 0 |
② mからmmまで移動する
mからmmまでは3つ進みます。
そのため、0を3つつけます。
③ 答え
3m=3000mm
となります。
例題② 2kgは何g?
「2kgは何gですか?」
という問題なら、kgのところに2を書きます。
| k | h | da | g | d | c | m |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2 | 0 | 0 | 0 |
kgからgまで3つ移動するので、
2kg=2000g
となります。
ただし、この方法も最終的には「なぜ1000gになるのか」という単位同士の関係を理解することが大切です。
表に数字を入れるだけの作業にならないように、「どちらの単位が大きいのか」も一緒に確認するのがおすすめです。
単位換算は「暗記」だけにしない
今回、わが家で感じたのは、
単位換算は、数字だけを覚えさせるよりも、実際の大きさや量を体験してから整理したほうが理解しやすい
ということです。
たとえば、
「1L=10dL」
と覚えるだけではなく、
「1Lのペットボトルに、1dLのカップなら何杯入る?」
と実際に試してみる。
cmとmmなら、
「この1cmの中にmmはいくつある?」
と定規を見る。
このように、
体験する → 比べる → 声に出す → 問題を解く
という順番で進めてみました。
家庭学習だからこそ、学校の授業とは違って、子どもの「分からない」に合わせて何度でも試せるのが良いところです。
「小2の漢字についても、わが家で実際に取り組んだ家庭学習の方法をまとめています。」
→ 【小2漢字】漢字苦手な子が塾なし家庭学習のみ「1学期のまとめテスト」で100点をとれたロードマップ
まとめ
小2で学ぶ単位換算は、これからの算数にもつながる大切な学習です。
特に、
- cm・mm
- L・dL・mL
- kg・g
などは、数字だけを暗記すると混乱しやすいところ。
そんなときは、
①実際のものを使う
↓
②測ったり比べたりする
↓
③単位の関係を整理する
↓
④問題を解いてみる
という順番で取り組んでみるのがおすすめです。
お風呂やキッチン、家の中にある定規やメジャーなど、身近なものでも十分できます。
家庭学習だからこそできる「遊びながら学ぶ時間」で、苦手な単位換算を少しずつ得意に変えていけたらいいなと思っています。
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小2の算数で「ここが分からない!」という方へ
「うちの子も単位換算が苦手です」
「cmとmmがどうしても混乱します」
「LとdLをどう教えたらいい?」
など、家庭学習のお悩みがあれば、この記事のコメント欄にお気軽に書き込んでください。
「こんなこと聞いてもいいのかな?」という内容でも大丈夫です。
わが家で実際にやってみた方法をもとに、できる範囲でお答えします。
また、同じように家庭学習をしている方からも、いろいろな工夫や体験談が集まる場所になったらうれしいです。





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